【AI行政書士アシスト】第3回

「もう1社受けたいのに、受けられない」本当の理由

―― それは覚悟でも努力でもなく、業務構造の問題です ――

皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタ武村欽也です。
行政書士の方と話していると、
必ずと言っていいほど、こんな言葉が出てきます。

「本当は、もう少し受けたいんです」
「問い合わせはあるんですが、今は無理で…」
やる気がないわけではない。
営業を止めたいわけでもない。
それでも、
受けられない。
この状態は、
個人事業主や小規模事務所では
“あるある”です。
しかし、それを
自分の限界だと思い込んでいる
行政書士が、あまりにも多い。

「忙しい」の正体は、仕事量ではない

多くの行政書士は、
こう考えています。
・件数が増えたから忙しい
・人手が足りないから回らない
しかし実際には、
件数そのものが原因ではありません。
問題は、
・1件あたりに
・どれだけ「割り込み作業」が発生しているか
です。

1件増えると、何が増えているか

建設業許可や関連業務で、
1社受けると何が起きるか。
・案内文の作成
・必要書類の説明
・不足書類の確認
・再提出の依頼
・期限管理
・電話・メール対応
これらは、
・一度で終わらない
・予定に組み込めない
・突然割り込んでくる
という特徴を持っています。

つまり、
仕事が増えるほど、
仕事が細切れになる

これが、
「もう1社が受けられない」正体です。

補助者を入れても楽にならない理由

ここで、多くの行政書士が
次の一手を考えます。
「補助者を入れれば、回るのでは?」
しかし現実は、
・教える
・チェックする
・修正する
これらの業務が増え、
判断する時間が逆に減る。
結果として、
・件数は増えた
・売上は上がった
・でも、心は軽くならない
という状態になります。

これは、
人の問題ではありません。
業務が“人前提”で設計されている
という構造の問題です。

行政書士が自分で作っている「見えない天井」

ここで重要なことを一つ。
多くの行政書士は、
無意識のうちに、
「これ以上は無理」
という天井を、
自分で設定しています。
しかしその天井は、
・法律で決まっているわけでも
・能力で決まっているわけでも
ありません。

業務の流れを、
人の手で回そうとしていること

それ自体が、
天井を作っているのです。

本当に増やすべきは「件数」ではない

ここまで来ると、
考え方を変える必要があります。
増やすべきなのは、
・件数
 ではなく、
判断と提案に使える時間
です。
その時間があれば、
・経営者と話せる
・提案ができる
・信頼が深まる
結果として、
顧客単価も、継続性も上がる。

今日のまとめ(第3回の結論)

・「もう1社受けられない」の正体は業務構造
・件数が増えるほど、割り込み作業が増える
・人を増やしても、構造が変わらなければ楽にならない
・行政書士は、自分で天井を作っている
ここまで理解できたら、
次に考えるべき問いは一つです。

この業務構造を、
人の努力で回し続けますか?