採用が変われば、会社の未来が変わる。

皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタ 採用定着士の武村欽也です。
私はこれまで多くの企業の採用支援に携わってきましたが、
ひとつだけ揺るぎない真実があります。
それは——
「熱い気持ちを持った社長のもとには、人は自然と集まる」ということ。

理念に燃え、未来を語り、仲間を大切にする社長。
そんな社長がいる会社は、求職者から見ても魅力的で、応募も定着も自然と好循環が生まれます。

では、その“熱量”はどこでわかるのか?
実は、人材採用の最初のステップである「ワークシート」にこそ、社長の姿勢がそのまま表れます。

ここから本題に入ります。

採用が変われば、会社の未来が変わる。

——その第一歩は、社長の「覚悟」を言語化することから始まりますーー

私たちは、人材採用のご支援に入る際、まず「ヒアリング型ワークシート」をお渡ししています。
これは単なる書類ではありません。
会社の未来を一緒につくるための“原点”になるシートです。

項目は、価値観・企業理念・社長の人物像・職場の雰囲気・求める人物像から、
募集要項、福利厚生、面接、研修・キャリアまで多岐にわたります。

つまり、
「どんな会社で、どんな未来を、どんな仲間とつくりたいのか」
を言語化するための土台です。

■ しかし、このワークシートへの姿勢が企業を二分します

契約当日に一気に書き上げる社長もいれば、
1ヶ月経っても提出されない会社もあります。

さらに厳しいのは、社長がスルーして
「それ、人事に任せていますので」と丸投げしてしまうケース。

実はここに、採用が成功しない会社の“核心”があります。

■ 採用の本質は「社長の熱量」で決まる

どれだけ立派な求人票を書いても、
どれだけ高い広告を出しても、
どれだけ面接を丁寧にしても──

社長の想いが言語化されていない会社に、良い人材が来ることは絶対にありません。

なぜなら、
・企業理念
・価値観
・事業の使命
・会社の未来像
これらは、人事やスタッフでは決して語りきれないからです。

採用とは「人事の仕事」ではなく
経営そのもの。社長の最大の仕事です。

■ ワークシートの返却スピードで“会社の未来への本気度”がわかる

これまで200社以上の採用を支援してきましたが、
ひとつだけ揺るぎない法則があります。

ワークシートが早く返ってくる会社ほど、採用は成功し、定着率も高い。

逆に、
・提出が遅い
・丸投げ
・後回し
この状態の会社は、求める人物像が曖昧で、
採用も定着も苦戦します。

ワークシートは「ただ書くもの」ではなく、
会社の未来を本気で切り拓く覚悟を問う鏡なのです。

■ “じんざい”が「人在」「人材」「人財」に分かれる理由

人は“じんざい”と呼ばれますが、意味は大きく3つに分かれます。

1.人在(いるだけの人)
2.人材(材料として扱われる人)
3.人財(会社の価値を創造する人)

そして、どれと出会えるかは
求人媒体でも文章でもなく、社長の覚悟と姿勢で決まります。
ワークシートに向き合う姿勢は、
そのまま「経営者として、誰と未来をつくりたいのか」を示すサインです。

■ 採用は、会社の未来を変える“投資”

人が変われば、会社が変わります。
会社が変われば、お客様も、業績も、文化もすべてが変わります。

その第一歩は、
社長が自分の言葉で、会社の未来を語ること。
ワークシートは、そのための最初のステージです。