なぜ、株式会社飛躍のミカタは「理念浸透プログラム」に力を入れるのか
【導入】手段の先に「志」がなければ、会社は伸びない
採用支援、財務支援、DX支援——。
どれも今の時代に欠かせない施策です。
しかし、「人が足りないから」「経理が弱いから」「業務を効率化したいから」といった理由だけで進めていても、会社の真の発展にはつながりません。
なぜなら、それらは**“手段”に過ぎないからです。**
どれほど立派な施策を導入しても、会社を動かす「目的」が欠けていれば、方向性を見失います。
【本質】経営の根にあるのは、「何のために」「誰のために」「なぜ」
経営の出発点にあるべきもの——それは「創業の原点」です。
会社を立ち上げたとき、創業者は何を願い、誰を笑顔にしたかったのか。
どんな未来をこの事業でつくりたかったのか。
お金儲けは目的ではなく、あくまで理想を実現するための手段です。
経営には「志(こころざし)」が必要です。
その志を明文化したものが経営理念であり、
その理念の上に掲げる「将来こうありたい」「こういう会社にしたい」という理想像がビジョンです。
この2つは、会社の土台であり、建築に例えれば“基礎”です。
どれほど立派なビル(事業)を建てても、基礎(理念)がもろければ、
わずかな揺れ(環境変化)で倒壊してしまいます。
理念が曖昧な会社ほど、手段ばかりが先行し、方向を誤る。
これは経営における最大のリスクです。
【理念浸透の重要性】理念は、飾りではなく「血流」である
理念とは、社長室の額縁に飾る言葉ではありません。
幹部だけが理解していれば良いものでもありません。
理念とは、社員一人ひとりの判断基準であり、行動の軸であり、会社の血流です。
全社員が理念を理解し、日々の行動にまで落とし込めているか。
この「理念の浸透度」こそが、企業の成長力を決定づけます。
【理念浸透診断士という専門家】理念が「生きているか」を診る仕事
「理念浸透診断士」とは、理念がどの程度、組織に根づいているのかを診断し、
どうすれば社員一人ひとりの行動にまで理念を息づかせることができるのか——
その方法を経営者と共に紐解いていく専門家です。
株式会社飛躍のミカタ 代表・武村は、
採用支援も、財務支援も、DX支援も、すべてを**「理念実現のための手段」**と捉えています。
誤ったお金の使い方を避け、理念に基づいた“投資”を行う。
それこそが、最も効果的で持続可能な経営戦略です。
理念という「コンパス」を持たずして走り出す企業は、
たとえスピードがあっても、方向を誤れば必ず迷走します。
【今後の展開】理念が変われば、人が変わる。会社が変わる。
これまで飛躍のミカタは、採用支援・財務支援を中心にお届けしてきました。
しかし、いよいよその「根幹」である理念浸透について、
次回から5回にわたってお伝えしていきます。
🌱 次回シリーズ予告:「理念が浸透しない5つの理由」
1️⃣ 理念が「社長の頭の中」にしか存在しない
2️⃣ 理念を「きれいごと」と感じる社内文化
3️⃣ 理念を語る場がない
4️⃣ 経営判断と理念が結びついていない
5️⃣ 採用・財務・DXが理念とバラバラに動いている


