行政書士 × 建設業 × AI&DX の現場から(第1回)

「今のやり方が当たり前」だと思った瞬間から、価値は止まる

皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタの武村欽也です。
同じ地区の同業者を見渡しても、
抜きん出ている存在が見当たらない。

ホームページを見ても、
書いてあることはどこも似たり寄ったり。

建設業許可、経審、迅速対応、実績多数。
── だから何が違うのか。

そう感じたことが、正直一度や二度ではありません。

「今の状態が当たり前」だと思ってしまう怖さ


多くの行政書士は、
今の業務のやり方に違和感を持っていないわけではありません。
・書類が多すぎる
・同じ情報を何度も書いている
・人に依存しすぎている
・ミスが起きないのは、誰かが無理をしているから

ここまでは、
ほとんどの同業者が気づいています。

それでも、
現状は変わらない。

なぜか。

AIやDXに踏み切れない理由は、能力ではない

理由は明確です。
資金と時間に余裕がない。
・日々の申請に追われる
・増やす余力もない
・開発に投資する余裕もない

だから、
分かっていても現状維持を選ぶ。

これは怠慢ではありません。
構造の問題です。

考えるだけなら、誰でもできる

問題点を語ることは簡単です。
将来像を描くことも、難しくありません。

しかし、
思考だけでは、何も変わらない。

目標を達成するのは、
いつの時代も行動です。

行動には、必ず
・覚悟
・投資
・時間
が伴います。

だから私たちは「やる側」に回った

株式会社飛躍のミカタは、
グループ企業である行政書士法人QORDiAと連携し、

この問題を
「いつか」ではなく、
**「今、解決すべき優先事項」**と位置づけました。
・優秀なシステムエンジニアをグループ内で採用
・外注ではなく、内側で開発
・実務の現場と直結したAI&DX

来年早々から、
2年という時間をかけて本気で開発に取り組みます。

敵は同業者ではない


競争相手は、
近くの行政書士ではありません。

非効率と属人化。

そして、
「今までこうだったから」という
思考停止です。

5年後には、これはスタンダードになる

断言できます。

あと5年もすれば、
AIやDXを前提とした行政書士業務は当たり前になります。

・人に依存しない管理
・情報が連動する申請
・リスクが事前に見える仕組み

その頃には、
「なぜ今さら?」と言われるでしょう。

しかし、5年も待てない

・今、困っている建設業者がいる
・今、疲弊している現場がある
・今、限界を感じている社長がいる

だから、
今やる価値がある。

まとめ

同業者が動かないからこそ、
ここに価値があります。

考える人ではなく、
実行する人であること。

それが、
株式会社飛躍のミカタと
行政書士法人QORDiAが選んだ立ち位置です。

この連載では、
「何をやるか」ではなく、
**「なぜ今やるのか」**を、
順を追ってお伝えしていきます。

以上です。