【財務支援 × 採用支援シリーズ】第3回
「経営が崩れる会社は、必ず同じ順番をたどる」
皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタの武村欽也です。
最初は、
「忙しい」だけでした。
次に、
「判断が遅れる」。
そして気づくと、
社長がすべてを抱え込んでいる。
この流れには、
はっきりした順番があります。
最初に見えなくなるのは「数字」
・試算表が遅れる
・今の状況が分からない
・手応えがない
この段階では、
まだ会社は回っています。
しかし、
判断の根拠が消え始めています。
次に遅れるのは「判断」
数字が見えないと、
・採用の判断
・投資の判断
・外注の判断
すべてが後手に回ります。
社長は慎重になります。
慎重になるほど、
決められなくなる。
そして社長が抱え始める
決められない分、
社長が現場に出る。
・自分で見る
・自分で判断する
・自分で調整する
結果として、
社長が一番忙しい会社になります。
この状態で、採用は必ず失敗する
社長が抱え込んでいる会社では、
・任せる仕事が整理されていない
・役割が曖昧
・将来像が語れない
求職者は、
それを無意識に感じ取ります。
だから人が定着しない。
これは性格でも努力でもない
ここが重要です。
この流れは、
・社長の性格
・覚悟
・努力不足
ではありません。
構造の問題です。
構造を変えない限り、同じことが繰り返される
・人を採る
・忙しさが増す
・数字が見えなくなる
・また社長が抱える
このループを止めるには、
人を増やす前に、
見える状態を作ることが必要です。
財務DXは、社長を楽にするためにある
財務DXの目的は、
管理でも、報告でもありません。
社長が考えるべきことに、
思考を戻すこと。
・今、何が問題か
・どこに手を打つか
・採用すべきか否か
これが分かるだけで、
経営は大きく変わります。
まとめ
経営が崩れる会社は、
いきなり崩れません。
見えなくなり、
遅れ、
抱え込む。
この順番をたどります。
次回は、
**「数字が見え始めた瞬間に、
採用がどう変わるのか」**を扱います。

