【理念浸透シリーズ】第10回(最終回)

なぜ会社の成長は、あるところで必ず止まるのか

―― 売上でも人でもなく、「判断の限界」が成長を止める ――

皆さん、こんにちは。
株式会社飛躍のミカタ理念浸透診断士の武村欽也です。
売上は伸びた。
人も増えた。
仕事も増えた。

それなのに、
どこかで成長が止まった感覚がある。

多くの社長が、
この壁にぶつかります。

成長が止まる会社で起きている現象

社長の判断が追いつかなくなる

・決断の数が増える
・判断の重さが増す
・社長が考える時間がなくなる

結果として、

決断が遅れる
・迷いが増える
・現場が様子見になる
・成長しているはずなのに、
会社全体が重くなるのです。

なぜこの壁を超えられないのか

中見出し] 判断が社長一人に集中している[/中見出し]

これまでの成長は、
社長の判断力で乗り切れてきました。

しかし規模が大きくなると、
・判断の数
・判断の複雑さ
が限界を超えます。

これは能力の問題ではありません。
構造の問題です。

成長し続ける会社が選んだもの

判断を“共有財産”にしている

成長を続ける会社は、
・社長の考え方
・判断の基準
・大切にしている価値観

これを
組織全体で共有しています。

その結果、
・判断が分散する
・迷いが減る
・スピードが上がる

会社が再び動き始めます。

まとめ(最終回)


会社の成長を止めるのは、
市場でも人材でもありません。

判断を一人で抱え続ける構造です。

理念とは、
社長の想いを
組織で使える判断基準に変えるための道具。

それが共有されたとき、
会社は社長の手を離れても
成長し続けられるようになります。